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鉄だ!


やきもので一番大事なものは何か?

昔から

「一土、二焼き、三細工」 なんて言ったりするけど

今日はちょっと違う観点で


「鉄」 ! 

ていうか 「鉄分」 だ


この世でもっとも沢山ある金属

やきものを作るというのはこの鉄分との戦いであったりするのだ


その昔、陶工たちは真っ白いやきものを作り出すためにエライ苦労をしたもんさ

まず白い土を探す、磁器の場合は陶石だけどね

で、白い土があった!!、でも焼くとなかなか純白にはならない

焼き方によって黄色くなったりグレーになったり青っぽくなったり ・・・

その犯人が土に含まれる 「鉄分」 だ

昔は今のような鉄分を抜く機械がなかったからそりゃ苦労したのさ

だから酒井田柿右衛門がかなり純白にちかい焼き物を作った時は、ものすごい技術革新だったのだ

もっとも 「柿右衛門」 という言い方は個人名でなく、その当時の工房やその周辺の陶工の総称みたいなもんだけどね

ま、「プロジェクトX」 みたいな話だ (^^)

鉄分を抜く機械はなかったが、土を水にさらして、寝かせて ・・・ 

つまり 「腐らせ」 る事を繰り返して、ある程度の鉄分を抜く技術なんかは経験的に知っていたようだけど

完全に近く鉄分を抜くのは死ぬほど大変だったのよ


白い土にどうしても含まれる鉄分を、逆手に取って名品を作ったのは 「志野」 だ

志野の土も白い、磁器の土と違ってざっくりした白い土

最初は白いやきものを作りたくて作り始めたはずだが、焼き方によって赤っぽい色が浮かび上がってくる

志野の重要な魅力の一つ 「緋色」 だ

白濁した釉薬を通して見える、うっすらとした緋色

あれは土に含まれる微量の鉄分が表に出てきたものだ

時間をかけてじっくりと焼いて、じっくりとさますと出てくる

まっ白いやきものを作る過程で出た 「失敗」 が最大の魅力になるのだから面白いもんだねぇ


そういや前に 「緋が走る」 なんていう 「陶芸漫画」 があったなぁ ・・・

途中までしか読んでないけど (笑)

マンガだからしょうがないんだけど、やきもの屋的に見ると 「オイオイ、んな訳ゃないだろ」 みたいな話が満載だったなぁ (^^;)

陶芸版の 「ジャンプ系超人マンガ」 でありました (笑)


鉄の話はもちょっと続けよう


(つづく ・・・ホントか?)




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